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ミュージックハウスワタセ

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06/22

〈レポート〉長松管楽器研究所 楽器研究レポート⑦

皆さんこんにちは、管理人です。

長松管楽器研究所さんがレポートに書いていた
「楽器が音楽的表現をするのにふさわしいレベルに整備されていること」
と言う一文。

我々、楽器修理にたずさわる側への挑戦か⁈ と思いましたが、どうやら違っていそうです。

テーマ.7 では「楽器のどこに問題があるのか」と題して、クラリネットを例に取り上げられています。

相変わらずの「活力!」「活力!」ではありますが、「音響処理をされた金属を使用」と表現しているメーカーもあったりするのと同じかもしれません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

テーマ.7 楽器のどこに問題があるのか

楽器のどこにどのような問題があるのかについて、クラリネットを例に取り上げてみます。 なお、各問題への取り組みは、後でそれぞれにテーマを分けて取り上げていきたいと思います。
201906211356547c3.jpeg

① リード
リードは形と材質の両方をよくすることが基本となります。 材質上の問題は4つあり、表側に対して裏側が弱い、活力が低下して弾力性が乏しくなっている、サイド(特にストック部)が強張っている、センター付近の材質的な支えが弱いなどとなります。

② マウスピース
一般的には材質的な活力が乏しく、リードの活力を奪って鳴りにくくしている傾向があります。 材質改善、リードとの接触面の微調整、内部形を整えて豊かな音作りが課題となります。

③ リガチャー
リードとの相性が良い素材で作られることが望まれます。 リードの活力を奪わないようにすることが大切です。 リードのどこを押さえるかは重要で、適切な間隔でもって4か所押さえがよいです。

④ バーレル
バーレルによって鳴り方がずいぶん変ります。 材質の影響は大きく出てきます。 外形の最大径部は大き目がよいです。 長さと内径が音高に関係します。

④⑤⑥⑦ 管体木部
材質的要素が音作りに大きく影響します。 グラナディラ材は音が詰まる傾向にあるので、防水処理などは音抜けをよくする方向へおこなう必要があります。 一般的には割れ止めを最優先しているようなので、音抜けをよくするようにオイルやワックスを用いるのがよいです。

④⑤⑥⑦ 管体金属部
楽器の総重量のかなりの重量を占めており(多くは洋白)音へは良い影響を与えていません。 長い目で見て、管楽器用の金属材料が開発されることが望まれます。 さしあたり水素水を用いて酸化物を取り除くようにするとよいでしょう。

⑧ ジョイント
ジョイントでは管のつながりが低下し、振動を伝わりにくくしています。 ジョイントの隙間をなくすようにするのも一方法です。 構造的な結合度はある程度以上は上げにくいので、活力レベルを上げて結合効率を上げるのがよいです。

⑨ トーンホール
トーンホールは丸い穴を開けただけのように見えますが、働きを高めるために形の微調整や質的分布設定が必要とかんがえます。 これをうまくおこなうと鳴りムラが少なくなります。

⑩ レジスタートーンホール
兼用のB♭音が鳴りにくくなっていますので、この改善が望まれます。 関係する部材、トーンホール、タンポ、シェラック、キイなどの活力を高めるとかなり鳴りよくなります。


これ以後は手入れ用品などについて述べます。

◆ スワブ
通常、スワブを通すと鳴りにくくなります。 これはスワブの活力が低いために管体の活力を奪ってしまうことによっておきます。 スワブ自体の活力を高くしておけばよいわけです。

◆ キイオイル
キイオイルを注すと鳴りにくくなります。 これに対してはキイオイル自体の活力を高めておくとよいとなります。

◆ リードケース
リードの活力が高く鳴りよくても、リードケースの活力が低いとリードは鳴りにくくなります。 リードケースの活力を高くしておくことが重要となります。

◆ 楽器ケース
楽器ケースの活力が低いので、ケースから取り出してからの吹き始めの鳴り方が悪くなっています。 この改善が望まれます。

◆ サンドペーパー
サンドペーパーを用いてリード調整を行ったとき、厚さはあってきたようなのに音が詰まる感じがすると思います。 これはサンドペーパーにリードの活力ぎ奪われたことによって起こります。 サンドペーパー自体に活力を持たせておくのがよい手法になります。

◆ ナイフなどの工具類
工具の活力が低いと鳴りが悪くなりますので、活力を高めておくことが大切です。


以上に述べたように、改善が望まれることがたくさんあります。 これらについては順次取り上げていきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上がテーマ.7 の全文となります。

(๑•ૅㅁ•๑) 楽器のパーツ一つ一つの活力が高くないといけない! とな。

なかなかに難しい事をおっしゃってますなぁ…
まあ、レポートを読んだら納得のいく部分も多いのです。


リードの活力については「水溶性物質が溶け出る」という記事を読んだばかりですし、マウスピースの材質についても「マウスピース用の特集なハードラバーを使用!」と謳っているメーカーもありましすね。

「リガチャーの材質」や「リードを押さえる箇所」については、言うまでもなく各社が競っています。

「バーレルの材質」も様々な木材で作られたバーレルが販売されていますし、大体のカスタムバーレルは「太め」な外径をしていますので嘘ではなさそう。

管体木部やキイの金属については今更です。
「グラナディラへの処理」は昔からメーカー毎の特徴がありましたし、金属製の代表格なサックスなんか「管体用とキイ用で真鍮の仕入れ先を変えている」メーカーもありますからね。

ジョイントについては「音質改善が期待できるコルクグリス」なんかが既に発売されているので、使っている人も多いのでは?




Σ('◉⌓◉’) なんだ! 長松さんが正しいじゃないか⁈

[テーマ.7 のまとめ]

■ 楽器のパーツ一つ一つの活力が高くないと、他のパーツから活力を奪って鳴りにくくしてしまう

■ だから部材に応じた活力上昇処理をする必要があるんだよ!
 

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