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12/15

新レザータンポ

皆さんこんにちは。

やっと「木管祭り」な修理に目処がついたところにバスクラのオーバーホールがやって来た管理人です。

今日はそんなクラリネットにまつわるタンポのお話し。


クラリネットのタンポといえば「フェルトタンポ」が長く主流となっていました。

フェルトの柔軟性や取り扱いのし易さ、フェルトならではの柔らかい音色がクラリネットに適していたのでしょうね。

その反面、フェルト故の水分による変形やフィッシュスキンの破れに悩まされて来た歴史とも言えます。


そんなクラリネットのタンポ界に新しい風が吹いています。

そう、タイトルにある「レザータンポ」と呼ばれる革製のタンポです。

革製タンポ自体は古くからある素材ですが従来のフェルトタンポを革で包んだだけの物で、破れ難いが結局は水がフェルトまで染み込んで変形し、息漏れを起こしてしまいました。

それでも「フェルトタンポ」よりは頑丈で、タンポサイズが大きくなってしまう低音クラリネットに使用されているのが現在の状況です。


そんな「レザータンポ」に改革を起こしてくれたのが、クラリネットメーカーの「ビュッフェ・クランポン」です。

クランポンが一瞬、採用してすぐに辞めたタンポに
「HTタンポ」という物がありました。

従来の天然フェルトではなく合成フェルトを使用する事で、水分を吸わない・変形しないタンポを目指した画期的かと思われたタンポです。

実際は?と言えば、確かに水は吸わず変形しませんでしたが合成フェルトが硬く、トーンホールに馴染まずフィッシュスキンが早く破れる事になってしまいました。

その後、パッドメーカーからの供給に問題があるとして、従来のフェルトタンポに戻った経緯があります。


そんなHTタンポを革で包んだ「レザータンポ」が最近のクランポン製品に広く使用されていてオススメです。

すでにR-13とC-13以外はレザータンポが標準で使用されているぐらいです。

合成フェルトで水に強く・変形せず、革で包む事で破れに強くなった「合体タンポ」です。

従来の「レザータンポ」の弱点を合成フェルトで補った新レザータンポだと思います。

もう最初に搭載された機種が出来てから数年たちますが、タンポを交換しないといけなくなった楽器を見ていません。

それくらい頑丈なタンポなんです。


ただ「新レザータンポ」にも弱点があります。

それは「水を吸わない」事⁈です。

あまりに水を吸わないので、トーンホールに水が溜まりやすいのです。

今まではフェルトがトーンホールの水を吸って、吸いきれなくなって水が溢れていましたが、「新レザータンポ」はまったく水を吸わないのでダイレクトに水が溢れます。

まるで水が増えた様に錯覚するレベルでトーンホールから吹き出します。

まあ、こまめにスワブとペーパーを使えばいいだけで、新レザータンポの頑丈さの利便性にはかないません。


そんな便利な新レザータンポですが、まだソプラノクラリネットのサイズしか出ていません。

「せっかく全タンポ交換するなら新レザータンポが使いたいな〜」と思いながらヤマハのバスクラを直している最中の管理人でした。
 

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