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ミュージックハウスワタセ

Author:ミュージックハウスワタセ
楽器・楽譜・修理・調律の店
吹奏楽管楽器CD
ミュージックハウスワタセ

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人生が輝き出す名言集


presented by 地球の名言

12/02

銀磨き剤の間違った選び方

皆さんこんにちは、管理人です。

クラリネットやフルートといった「銀製(銀メッキ含む)」の管体やキイを持つ楽器を修理していて思うのは…

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ 銀磨き剤が残ってますよー!
って事。
20181202132056ea9.jpeg

ピンク色の銀磨き剤(シルバーポリッシュ)が残っているのが分かりますかね?

赤く塗った部分が銀磨き剤です。
20181202132345464.jpeg

主に「キイとキイの隙間」に銀磨き剤が「液だれ」してしまったのが原因です。

そもそも、
Σ(-᷅_-᷄๑) なんで木管楽器に「ポリッシュ」を使うかなぁ…

木管楽器の磨きには銀磨き剤の染み込んだ布「クロス」を用いるのが基本です。

_φ( ̄ー ̄ )「シルバーポリッシュは金管楽器用」
と言い切っても良いぐらいなんですよ?

理由は前述の「液だれ」するからに尽きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・液状の磨き剤をクロスに付けて磨く
⬇︎
・クロスに浸みこめなかった磨き剤がキイの隙間に垂れる
⬇︎
・キイの隙間は指が入らないから拭き取れない
⬇︎
・銀磨き剤が原因で、サビたりメッキが剥がれたりする
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なので、構造の複雑な木管楽器の磨きには「銀磨き布」が適しているのです。

逆に金管楽器ぐらいに大きくて、管と管の間が広い場合にはシルバーポリッシュのような「液状銀磨き剤」が使用出来ます。

_φ( ̄ー ̄ ) どんなお手入れ用品も、使い方が大切!

きちんと選んで、正しく使えば楽器も喜びますよ。
※自信がない人や面倒な場合は楽器店に依頼してね!

(^ω^)いつでも有料で磨きますよー(笑)

 
10/25

〈サックス🎷〉トーンホールの汚れを放っておくと…

皆さんこんにちは、管理人です。

((((;゚Д゚)))))))何だコリャ⁉︎
って状態になっている楽器に出会うと思う言葉。

(´⊙ω⊙`)「子供の可能性は 無 限 大 !」
非常にに使い勝手のよい言葉です。

まあ、この場合は、
Σ(-᷅_-᷄๑)「なんでこんな事をしたんだ⁉︎」
って言う意味ですが…

たぶん「何も考えていないだけ」なんだよなぁ…
今日はそんな「酷い状態」のサックス🎷さんの写真。

場所は赤マルで囲った「D♯キイ」
20181023160908fd5.jpeg

意外と水の溜まる「D♯キイ」のトーンホールやタンポを、スワブとペーパーを使わずに放っておくとこうなります。

汚れと錆びでエライことになったトーンホール。
20181023161106679.jpeg

タンポもサビ錆びで酷い状態。
20181023161153340.jpeg


(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ 一体、今まで何をしていたんだ⁈

_φ( ̄ー ̄ ) 何もしていないからこうなったんだよ?


このトーンホールは、お掃除しても手遅れ。
ラッカーも剥がれて緑青にやられています。
20181023161616053.jpeg

タンポは真新しい「ピゾーニ系の純正品」へと交換。
201810231617356d4.jpeg


しかし、普段から楽器を眺めていたら気がつくはずなのですが…Σ(-᷅_-᷄๑)ナゼキヅカナイノカ…

タンポ交換をした直後の写真がコチラ。
20181023161904281.jpeg


皆さんも自分の楽器のタンポとトーンホールの状態を眺めてみて下さいねー(´⊙ω⊙`)ジー
 
10/06

〈Sax〉ネックの入れ違いにご注意下さい!

皆さんこんにちは、管理人です。

_φ( ̄ー ̄ )まずはコチラをご覧ください。
ネックNo.1
20181004104030b1c.jpeg

ネックNo.2
2018100410412540f.jpeg

(´⊙ω⊙`)違いがお分かりですか?
どこが違うかというと…

ネックNo,1
2018100410463122c.jpeg

ネックNo.2
20181004104703995.jpeg

(๑•ૅㅁ•๑)ネックのキイの位置が違うのじゃよ。

という事は…
本体No,1
20181004105710761.jpeg

本体No,2
20181004105738ddf.jpeg

(๑•ૅㅁ•๑)本体側のキイの長さも違う訳じゃな。

んで、ネックを取り違えてしまうと起きる不具合が「ネックのキイの位置」と「本体側のキイの長さ」の不一致という訳。

ネックNo.1 + 本体No.2
2018100411013167d.jpeg

(๑•ૅㅁ•๑)一見すると正しそうじゃが、随分とキイの奥まで入っているのぉ。

ネックNo.2 + 本体No.1
20181004110320770.jpeg

(๑•ૅㅁ•๑)こりゃいかん。キイがまったく届いてないわい。

当たり前の事ではありますが、以外と見落とされている場合が多いのがら「ネックの入れ違い」です。
※今回の例のように「まったく届いていない」のは珍しいですが…

個人所有のサックス🎷だと起きる事はありえませんが、学校備品のサックスだと疑わしい場合があるので、一度確認をしてみてはいかがでしょうか?
 
06/20

クランポンの接着剤は剥がれ易い!

皆さんこんにちは、管理人です。

何にでも「日本式」に改良?されたモノってありますよね。

カレー🍛、ラーメン🍜、焼き餃子を始めとして、ナポリタンなんかも日本独自の「アレンジ」がされた料理です。

そんな中で「接着剤」も環境によって向き不向きがあったりします。

_φ( ̄ー ̄ )「メンダイン」と「セメダイン」の逸話が有名ですね。

楽器の世界は「舶来品」が多く、大部分が海外の工場で生産されています。

基本的には「海外は海外の材料を使用」して楽器を生産するのですが、今回の問題は楽器生産に使用される「接着剤」。

特に「クランポン」の楽器に使用されている接着剤が、日本の気候では「剥がれまくる!」のです。

「メンダイン」の接着剤が日本の気候ではイマイチで、日本の気候にあった「セメダイン」を作った経緯でもあります。

Σ(-᷅_-᷄๑)こいつぁいけねぇなぁ…
とメーカーさんに再三申し上げるのですが、

(。-∀-)本国ではそんなことありませんので。
の一点張り。

腹が立ったので記事にしてみました。(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)
問題の接着剤で貼ってあるのがこんな「コルク風ゴム」
201806151654337b7.jpeg

この肌色をしたコルクをつまんで剥がしてみると…
201806151655163bf.jpeg

つるん!と綺麗に剥がれます。
(ㆀ˘・з・˘)普通はコルクが千切れるくらい「しっかり」と貼り付いているのになぁ…

しかも残った接着剤も「ぺろんっ」と剥がせてしまいます。
20180615165726dc3.jpeg

まるで「両面テープ」のようにベタベタしている接着剤らしきモノ。

Σ੧(❛□❛✿)コレでも問題ないと言うのか!
もちろんジョイントコルクも同じように「ずるっ」と剥がれてしまうことがあります。

あります。というか「必ず剥がれる」と言っていいくらいに剥がれますよ〜

d( ̄  ̄)当店で販売した楽器は、調整の際に順次交換していってますからね!

(。-∀-)しかしメーカーの接着は適当で嫌いだ…
 
05/27

〈木管修理〉「キイの亀裂」と「ロー付け」

皆さんこんにちは、管理人です。

最近なにかと忙しくてブログの更新が遅れがち…
(ㆀ˘・з・˘)何で間際になって慌てるんだ⁈

(๑•ૅㅁ•๑)早め早めの調整が楽器の寿命を伸ばしますよ〜


寿命といえば、学校🏫備品の楽器も傷んでまいりました。

昔は楽器のケースに「平成元年 購入」と貼ってあれば、
(*´∀`*)おっ、新しいじゃん!

と感じていましたが、平成も早30年。
扱い方にもよりますが耐用年数を超えた楽器も見受けられます。

そんな中で出会った「バスクラ」さん。
下管のB/F#キイの足に亀裂が生じていました。
20180527132504cfc.jpeg

一度直してあるみたいですが、再度割れてきています。

裏から見ると亀裂が分かりやすいですね。
2018052713262584b.jpeg

指で押しただけでキイが左右に曲がる程度に弱くなっています。

(´∀`*)ヤマハのYcl-621のキイ頂戴な!

メーカー在庫切れで納期未定です。(´⊙ω⊙`)

Σ(-᷅_-᷄๑)そうですか…


それじゃぁしゃーない。
再度の「ロー付け」は好きじゃないけど、パーツが来るまでの繋ぎで直しておくか…
2018052713305549e.jpeg

ロー付けは「700℃」近い高温での作業。
ラッカーは当然、銀メッキといえども熱で剥がれて?なくなっていきます。
(※新しいとメッキも傷みにくいけど、古いキイは…)

それでも、そのままにするよりはマシ。
しばらくはこれで使って貰いましょうかね。
 
05/20

〈木管修理〉ストロビンガー・フェニックスパッド

皆さんこんにちは、管理人です。

毎度毎度のことながら、他の楽器屋さんが書かないと思う事ばかり書いているこのブログ。

今回も「文句」というか「疑問」を投げかけてみます。
(๑•ૅㅁ•๑)大丈夫かなぁ…(不安)
少し分かりにくく書いてみるか?


最近、ちょいちょい触る機会が増えてきた「ストロビンガー・フェニックスパッド 」さん。
2018051909591089c.jpeg

600・700番台や息吹に使用されている「次世代パッド」の1つです。

パッド自体の出自は「海外ブランド」が開発した物で、使用料を払って「使わせてもらっている」だけのパッドですね。

次世代パッドの代名詞となった「パッドサポート」はプラスチック製。
201805191003278c6.jpeg

平面が出ているような、歪んでいるような…
柔らかい素材なのは心配です。

構造は「プラダー(フィッシュスキン)」「クッション×2」「パッドサポート」の3層構造。
20180519101134925.jpeg

水を吸わなそうで頑丈そうにも見えるのですが…

Σ(-᷅_-᷄๑) でも、あんまり良くないのでは?と感じるんです。
その理由は主に2点。

・パッドにトーンホールが追いついていない

・プラダーが(通常通りで)薄い


調整していてまず感じるのは「パッドの両端が空いている」こと。
例えて言うと、3時と9時の方向に息漏れが生じている事が多いです。(対角線上に)

これが同じ次世代パッドを採用している「Mu社」に比べても「隙間が格段に大きい」。

次世代パッドは「平面の出たパッド」で「平面の出たトーンホールを塞ぐ」という前提があります。

プラスチックの下敷きでコップに蓋をするイメージです。

なので、いくらパッドサポートがパッドの平面をだしていても、受け手のトーンホールが歪んでいたら塞がりません。

そして、従来のフェルトパッドだとパッドの下に調整紙を入れて微調整が出来ますが(しないと塞げない)、次世代パッドは硬いパッドサポートがある為に微調整が出来ません。

調整を入れれば多少の傾きは動かせますが、フェルトパッドのような微調整はパッドサポートの存在がある以上、不可能です。

だからこそトーンホール、しいては管体の精度が求められるはずですが、600シリーズだとそこまで作り込めていないのでは?と感じるのです。


そして、プラダーの厚みが普通のフェルトパッドと同じなのも気に入りません。

フルート以外にも天然フェルトの代わりに「合成フェルト」を使用したパッドがありましたが、どれもプラダーが早く破れてしまう物でした。

これは合成フェルトが天然フェルトよりも固いため、トーンホールの先端とプラダーが擦れてしまう事に起因します。

また、水を吸わない事によりプラダーが通常よりも早く水に負けて柔らかくなるから。とも言えるでしょう。

これまた次世代パッドの代名詞「Mu社」さんでは、通常よりも厚いプラダーを使用するなどの違いが見て取れます。


そんな訳でストロビンガー・フェニックスパッド は、
「本当の意味ではトーンホールをしっかりと塞がない」
と感じています。

まあ、だいたい塞いでいたら十分鳴りますし、普通のフェルトパッドの方が調整・管理が面倒なのも事実。

また600シリーズよりも上位機種で、特にソルダードなトーンホールなら精度も上がっているはずです。


普通に吹くだけなら「まったく問題ない!」のですが、目にしたストロビンガー・フェニックスパッド の楽器がことごとく息漏れしていたので書かせていただきました。m(_ _)m

 
04/20

ニッカン テナーサックス🎷完成!

皆さんこんにちは、管理人です。

ぼちぼち作業を続けていた「骨董品」のテナーサックス。

無事に楽器の姿を取り戻しましたよ〜♪( ´▽`)
20180412172735180.jpeg

裏側も
20180412172800cc8.jpeg

管体の歪みも無く、ネジ類もスムーズで「完全な良品」と呼んでも差し支えないくらいの、程度の良い楽器でした。

Σ(゚д゚lll)ぶっちゃけ○ルマーより直しやすいかも…


この時代のサックスは「セルマーの特許」が障害となっていたので、低音のキイメカニズムが独特でした。
20180412173342b83.jpeg

テーブルキイがわちゃわちゃしてます。
Low B、Low B♭キイもこの有様。
201804121735362a6.jpeg

_φ( ̄ー ̄ )俗に言う「セルマー特許回避システム」ですね。

それだけセルマーのサックスが「革新的」であったのですが、現在では「アクソス」みたいな粗悪な作りの楽器を製造しているとは…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)悲しい

オクターブキイも妙な構造です。
2018041217394433c.jpeg

オクターブキイもセルマー特許があったんだっけ?

昔のサックスでよく見る「すり鉢型トーンホール」
20180412174108e59.jpeg


肝心の吹奏感は?というと、
((((;゚Д゚)))))))怖いほど「吹きやすい!」

右手小指までの音域は「現在の楽器」と遜色ありません!

流石にテーブルキイになるとキイメカニズムの影響か?詰まった感じが増しますが、それでも充分に演奏可能な範囲です。

(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)ニッカン…君は本当に凄いヤツだよ…(泣)

今回の楽器は「個人の好事家」さんが実際に使用されるとの事。

まだまだ現役で頑張って貰いましょう!
 
04/15

ニッカン テナーサックス②

皆さんこんにちは、管理人です。

やっとの思いで修羅場を乗り切って作業を始めた「骨董品のオーバーホール」。

注文していたパッドも届いて、順調に進んでいます。

今回使うのはパッドメーカー「マルタン・シャヌー」のメタルブースターのパッド。

古くは「ヘンリー・セルマー社」も自社のサックス🎷にこのパッドを使用していました。
(※現在ではピゾーニに変更)

特徴としてはレザーの質感が滑らかで、ピゾーニに比べると柔らかめなパッドとなります。

今回直している「ニッカン🎷」は、本当にオリジナルのままだった楽器!Σ੧(❛□❛✿)

なんと、50年も前のパッドがそのまま残っていました。

_φ( ̄ー ̄ )全てのパッドに6mmリベットが打ってあります。

現在では考えられない仕様なんですよ〜(*´꒳`*)

流石に「オールリベット」のパッドは手に入らない(※特注すればワンチャン)ので、メタルブースターの仕様でカップサイズに合った物を選んでみました。

一応、サイズを測って注文したので問題なく使えるハズ…(。-_-。)

使えるハズです。( ̄^ ̄)ゞ
 
04/13

〈骨董品〉ニッカン テナーサックス(モデル名無し)

皆さんこんにちは、管理人です。

何だか慌ただしかった先週。
倉庫には30本以上の楽器が並んで修理と配達を待っていました。

なんとか全てを終わらせて配達を完了しましたが、忙しかったです。(喜び)

(*゚∀゚*)これでやっと「骨董品楽器」が触れるぞ!

見る人が見たら「古めかしさ」が伝わるキイの数々…

修理代も前払いで戴いてしまったので、頑張って直さなくてはいけません。(※通常は修理後に戴いております)

(((o(*゚▽゚*)o)))がんばるぞい!
 
04/11

オークターブ・チューブ?の掃除と専用工具

皆さんこんにちは、管理人です。

Σ(-᷅_-᷄๑)何だか吹きにくい・息がつまる…
木管楽器、特にトーンホールの小さな「cla・ob」にありがちな症状ですね。

(*´∀`)♪そんな時は、まず掃除をしてみましょう!
直径数mmしかないトーンホールには、思った以上の汚れがたまっていたりしますよ〜

特に、専用工具が無いと外せない「obのオークターブ」なんかは汚れが溜まりやすい部分です。

外してお掃除してあげました

直径1mmに満たないピンホールの様なトーンホールですが、きちんと向こうが見通せます。

専用工具はコチラ

無駄に高価な楽器修理の工具。Σ(-᷅_-᷄๑)タケェンダョ?

「トーンホールのエッジを再生する工具」なんて物もあるのですが、トーンホールの大きさ毎に揃えていると「あっと!」いう間に¥100.000-を超えてしまいます。

B♭claだけでも「9.2、9.8、12.5、15.5、17.0」の5本が必要ですし。

(ㆀ˘・з・˘)効果がある事は知ってるけど…
おいそれと手を出せれません。