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ミュージックハウスワタセ

Author:ミュージックハウスワタセ
楽器・楽譜・修理・調律の店
吹奏楽管楽器CD
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06/16

マウスパイプが折れた!

皆さんこんにちは、管理人です。

「楽器が古いと金属が腐食して弱くなっているから気をつけてね〜(๑•ૅㅁ•๑)」

こんな事を修理屋さんから言われることはありませんか?

(・・?)「弱くなっていると、どうなるんだろう?」


こうなります。


マウスパイプが「ポッキリ」と千切れてしまいました。Σ(゚д゚lll)オイオイ

生徒曰く、
「ケースを開けたら千切れていました」
との事。


古くなって腐食の進んだ金属は「ガラス」の様に「硬く・脆く」なっています。

新しいうちは金属に粘りがあって「曲がったり」「凹んだり」していますが、硬くなった金属はぶつけると「折れて」しまうことがあります。

とはいえ、ケースにしまっているだけでは折れたりしないと思うんだけどなぁ…Σ(-᷅_-᷄๑)


このホルンさんは「YHR-661」という年代物の楽器なので、マウスパイプの互換性がありません。

廃棄にするか、マウスパイプを金属で繋いで使うしかないのです。

廃棄にするのも勿体無いので、とりあえず千切れた部分を繋ぎ直しましたが吹奏感までは直りません。

ヤマハのホルンの仕様が変わってから20年以上経過しました。

パーツの互換性がなかったりして修理不能な案件も増えて来ているので、学校備品のホルンは大切に扱って下さいね〜。
 
04/07

管の穴あき パーツ交換

皆さんこんにちは、管理人です。

新年度がスタートしましたが、皆さん準備万端・整っていますか?

吹奏楽部さんの新年度の準備といえば「新入部員の勧誘」だと思いますが、楽器屋さん的には「新入部員用の楽器の整備」が頭に浮かびます。

状態の良い楽器から使用しているの事が多いので、
「使ってない楽器」=「新入部員の楽器」となります。

で、「使っていない」=「古くて音が出るか怪しい」とも言えるので、この時期になると古い楽器の修理が増える訳です。


「古い楽器」=「腐食の進んだ楽器」なので、管体に穴が開いていたりします。

このユーフォニアムも右手の管に「穴」が開いていました。


銀メッキが完全になくなる程に摩耗・腐食しています。
(※別段珍しくありません。よくある事です)


でも、そこは「天下のヤマハ製品」。
バッチリと合う交換用パーツが手に入ります。

しかも「合わせ作業が要らない精度」でパーツが作ってあるので、ハンダ付けするだけでOK!

ここが「学校備品にはヤマハが1番!」と言われる所以。

「パーツが手に入り易くて、安価。しかも精度が高くて合わせ作業が要らない」のはヤマハならではの事です。


管を交換してピカピカになったユーフォニアムさん。


まだまだ「現役」、あと10年は使えるでしょう。
 
03/15

テューバ丸洗い(ピストン)

皆さんこんにちは、管理人です。

相変わらず忙しく楽器を修理しておりますが、決して「手抜き」はしていませんよ。(宣言)

今日は手を抜いていない「証拠」として、テューバの洗浄をしている光景を紹介したいと思います。


パーツを外されて「泡まみれ」なテューバさん。

洗い流されていきます。

管の中はジェット水流で。

すすぎ終わったら「即」拭き上げ。

ピカピカになりました。

※管内へのブラシ掛けは撮影の前に終えてあります。


続いて「ピストン・抜き差し管」の洗浄。

ピストンにブラシをかけて、

抜き差し管にもブラシを。

長い管にはフレキシブル・クリーナーを使う。

この辺りまで入ってます。

洗い終えたら、濯いで拭き上げ。

フェルトやバルブガイド、スプリングも用意済みです。
お昼ご飯の間に乾かしておきましょう。


少し残った管内の水分は「金管用スワブ」で拭き取って組み立てます。

本当はしっかり乾燥させたいのですが、なにぶん時間がないので…。

組み立てが済んだら「仕上げ拭き」です。
指紋が付きにくくなる「ガラスコート」のスプレーを吹き付けて、クロスで拭き上げました。



金管楽器の洗浄は大きい楽器の方が簡単だったりします。

理由は「管が太い」から。

ブラシを通して汚れを落とすので、管が太い方が作業しやすいんですよね。

トランペット🎺は管がまっすぐなのでまだやりやすいですが、ホルンはグルグルし過ぎていてブラシが絶対に届かない部分が出来てしまいます。


やり易いとはいえ大変なテューバの洗いがあと2本あります。
さあ、2本目いくぞぉ〜!٩( 'ω' )و
 
03/09

某TpTbメーカー

皆さんこんにちは、管理人です。

今日はメーカーの「純正パーツ」について文句を言いたいと思います。

先日、久しぶりに某Tpのピストンフェルトを注文しました。

もちろん国内総代理店を通した純正のパーツを注文。

で、届いたのがコレ。

以前は「ハードフェルト」みたいな固く圧縮されたフェルトが入っていましたが、今回は柔らかい「ドイツフェルト」みたいなフェルトが届きました。
(※バスドラムのマレットがドイツフェルト)

「へぇ〜、仕様を変えたんだ? 」
と、封を開けて眺めていたら気づいてしまいました!

「 厚 み が 全 然 ち が う ⁈ 」(๑•ૅㅁ•๑)ナンダコレ

倍半とは言いませんが、まったく違います。
大丈夫か? コレ。

ピストンの穴位置がズレるんじゃないかな?

流石、楽器の個体差が大きいメーカーは「パーツ」のばらつきも大きいみたいですね! ←嫌味

フェルトに限らず、このメーカーは色々といい加減です。
信じたらいけないのは分かっているのですが…。

 
03/08

ホルン洗浄

皆さんこんにちは、管理人です。

少しは暖かくなったのでしょうかね?
外水道での楽器の洗浄が楽になってきた気がします。

「ワタセ」での楽器の丸洗いはお店の外の水道でじゃぶじゃぶ洗っているので、気温と風に悩まされます。

水跳ねや広さを気にせずに楽器を洗えるので、気に入ってはいるのですが…。

なにぶん「寒い!」冬季の楽器洗浄は「割高」にしたいくらいです。※してませんよ〜(笑)


今回はそんな「楽器洗浄」から「ホルンの洗浄」をご紹介します。

「楽器洗浄」と格好よく言っていますが、とやる事といえば「全分解〜管体へのブラシ洗浄〜組み立て」といった普通の内容です。

こびりついた「緑青」や「サビ」を削り落としたり、科学的に溶かしたりする訳ではありません。

「車の洗車を店員さんにしてもらう」くらいの事です。

まあ、ホルンはロータリーがあるので分解・組み立てだけでも一般の人には敷居が高いのですがね。


バラバラになったホルンをよく見ると、オイルが噴き出していたりして汚れています。

管体の中にも汚れが。

ロータリーのシリンダー。


この辺りを洗浄していきますが、出来上がったのがコチラになります。


ピッカピカになりました。d(^_^o)
舐めろと言われても大丈夫なぐらいにピッカピカです。

あとはロータリーを組み立てて、抜き差し管を入れたら完成ですね。


そうそう。好みにもよりますが、洗浄した楽器の管体は手触りが「キュキュッ」としています。

この滑らない感じが嫌な人は「ラッカーポリッシュ」で拭いてあげると「ツルツル」した手触りになりますからね。

まあ、滑りすぎると逆に「落下」の恐れがあるのですが…。

 
01/14

楽器の楽しみ方

皆さんこんにちは、管理人です。

楽器の楽しみ方って人それぞれだと思うのです。

今回は管理人が「楽しんでらっしゃるな」と感じた楽器をご紹介させていただきます。


パッと見は普通のトランペットですが、

よく見ると「支柱がエリックモデル」だったり、

トリガーや主抜差管がリバースになっています。


小さなグループで集まって吹いているお客さんで、「色々な事を試してみるのが楽しいんだよ」と話されていらっしゃいました。


試行錯誤して冒険するよりも、メーカー純正の組み合わせを選んでしまうタイプの管理人は、何だか羨ましいと感じてしまうのでした。

でも、「改造」する事は大好きです!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

皆さんのアイデアを形にするお手伝いが出来るだけで、お腹いっぱいになれますから。

どんな内容でも実現出来そうなら作業します!
どんどんアイデアを持ち込んで下さいね〜。
 
12/27

管穴 パーツ交換

皆さんこんにちは、管理人です。

12月もついに最終週に突入して気忙しくなってまいりました。

道路が妙に混んだり荷物の配達が遅れたり、何かにつけてイライラが募りますねー。

そんなストレス解消には「自転車」がオススメですよ。

息があがって脚もプルプル、汗だくだくで走れば煩悩も無くなります。(※酸欠で脳が働いていないだけ)


そんな無駄話は置いといて、今日は「楽器の穴開き」の修理のお話し。

突然ですが「問題」です。
まずはコチラをご覧ください。デデン!

問題・これはなんの楽器のどこのパーツでしょうか?
ヤマハのパーツNo.、パーツ名称から推測してください。
⬇︎考
⬇︎え
⬇︎中
⬇︎・
⬇︎・
第2ヒント。

・ハテナ・マークみたいな形が特徴です。
EP321はユーフォニアム機種名、4TH VALVEは第4ピストンの事です。
⬇︎考
⬇︎え
⬇︎中
⬇︎・
⬇︎・
・答え
「ユーフォニアムの第4ピストン抜き差し補助管」です。

この管は右手で握るハンドルを兼ねているので、始終手で触っている部分となります。

その為、摩耗や腐食で金属が薄くなり遂には穴が開いてしまいます。

左右の小さい穴を結ぶ様に管が陥没していますが、その部分全てが箔の様に薄くなってしまっています。

そこで用意したのが冒頭のパーツという訳で、傷んだ管を丸々交換してしまいました。

小さい穴だけ塞いでも、周りの薄い部分が順番に穴になっていくんでね。


ただ、どんな楽器でも出来る訳ではありません。
パーツの供給が無い機種は管を交換する事が出来ないのです。

メーカーが既存の機種の仕様を変更してモデルチェンジすると、パーツの供給が怪しくなります。

ヤマハの場合は生産終了から20年のパーツ保持期間を設けてくれているので、20年は安泰です。

「なーんだ、じゃあ大丈夫じゃない?」と考えてしまいがちですが、平成もすでに28年。
学校備品ではまだまだ昭和時代の楽器が現役で使用されています。

中でも「シングルホルン」と「ユーフォニアム」はモデルチェンジでの仕様変更が行われているので、パーツの互換が無く修理・交換が難しくなってきています。

具体的にあげるとき「ホルンのマウスパイプ」「ユーフォニアムの金属バルブガイド」はすでにパーツ供給がありません。

マウスパイプに大きな穴が開いたりピストンの金属バルブガイドが削れきってしまうと、修理不能で廃棄となってしまいかねません。

今回のユーフォニアムの管は現行品と互換があり、まだまだ安泰です。



 
12/23

中古コルネットあります

皆さんこんにちは、管理人です。

今日は管理人がブログを引き継いでから「初」となる
1日2回目の投稿となります。

と言うのも少し事情がありまして…。


当店、ミュージックハウス ワタセ では中古楽器の買取・販売はしておりませんが年に数回、お客さんから中古楽器の委託販売をお願いされる事があります。

里親募集レベルの軽いノリでよければお預かりしますよ、と預かったのがコチラ!

ベッソンのコルネット 機種は 622 でS/Nは71000番台。

見る限り凹みはなく、綺麗な状態です。
ケースもだいたい綺麗。

中古楽器屋さんで購入したのを手放す感じでしょうか?

譲渡金額はネット上での取り扱い実績から¥40.000-が上限かと思いますが、委託者さんとの応相談となります。

しばらく店頭で預かっているので、興味のある方は是非吹いてみて下さると嬉しいです。

 
12/22

木管祭り終了+Bach36B

皆さんこんにちは。
たびたびブログで書いていた「木管祭り」が終了したっぽいので「ほっ」としている管理人です。

なぜか「木管」ばかりが修理で持ち込まれる日々が続いていましたが、先日から「金管」が続いています。

Tuba・Trb×2・Hr・Trp×2・Trb と、金管が続いています

途中にPiccとB♭claが挟まりましたが、続いてないのでOK、OK。

やっぱり「金管」は勝負が早くていいですね〜。
「木管」はこだわって直すと疲れます。

別に手を抜いているのではなく、構造の違いというか、
「穴があいていない」というだけで楽チンです。

「きちんと直せばいいだけ」という「きちんと」が
近いというか、手軽というか。

まあ、楽器がしっかりと製造してあるのが一番大きいのですが。

そんな中、とりわけしっかりとしたBachに出会いました。

昔のロータリーレバー時代の36B。

このレバー周りの構造が大好きです!

この仕組みだと「ガタつき」が除去できますし、楽器もしっかりしていて幸せなのです。

とある先生の所有品だったそうですが、良い時代のBachらしさを感じますね。

金属の厚みを感じますし、実際に重量も重いです。
36Bなのに42Bよりも重く感じる?気がしますし…

ニッカンといいBachといい、古い楽器でも「当たり」はいつまでたっても良いのかもしれませんね。


 
12/08

日本管楽器株式会社

皆さんこんにちは、管理人です。

今日はみんな知ってる「ニッカン」の楽器をご紹介。

古い古いユーフォニアムです。

パッと見は「ヤマハ」のYEP-321ですが、ベルのロゴが違います。

ニッカン インペリアル とありますね。


「ニッカン」と愛称で呼ばれていますが、正しくは
「日本管楽器株式会社」という会社です。

江川 仙太郎 が1902年に「江川管楽器製作所」として起こしたのを初めとして、1918年に「合資会社 日本管楽器製作所」として新発足。

1937年に「日本管楽器株式会社」に発展しますが、当時の最大の取引先であった「日本管楽器製造株式会社」(現 ヤマハ)より援助をうけ、実質的な子会社となりました。


両社の合併により双方の技術交流が盛んに行われ、
「国際的に通用する管楽器を日本で作ろう」を目標にして作られたのが、この「インペリアル・モデル」です。

1970年に「インペリアル・モデル」の1号機である「トランペット」が発売されましたが、国際的にも評価され、近年の「ヤマハ」ブランドの確率に貢献したと言われています。


そんな由緒ある機種のユーフォニアムですがあまりに設計が良かったのか、現在の楽器と見た目がほとんど変わりません。

何も知らずに見たら「ヤマハ」の4本ピストンにしか見えない程です。

実際に試奏して見ても、音が痩せていたり鳴りが悪い事はなく、逆に現在のユーフォニアムよりも太く、深みのある音色をしています。


楽器倉庫に眠っているかもしれない「ニッカン」。

木管楽器だと修理が大変ですが、金管なら割と簡単に使える様になる可能性があります。

日本の管楽器界の発展を支えた今はなき「ニッカン」のインペリアル。

まさに管楽器の「ラスト・エンペラー」と言えるかもしれません。